2009/09/27

やはり、大相撲が、気になる。
どうしても気になる。
だから先日、宣言したにも関わらず、私的なことを書くことにする。
そもそも、オフィシャルな文なんてのが、ボクには書けるわけもないのだ。
自慢じゃないが、企画書を書いても、通ったためしのないボクだ。
「ああ、俺にも、事務方ってのが、欲しいよなあ」
と、政治家の会見とかを見ていて、思ったりする。
「事務方さえいてくれれば、こう言うブログも、送られてきた原稿を、適当に直して、あとは、ブログにコピー、ペーストでいいのになぁー」
と、怠惰なことを思う。
何といっても、今日は、千秋楽。
「地デジで見る大相撲は、やはり迫力が違うな!」
などと呟いて、十両の取り組みから既に、ビールが入る。
唐桑のテレビは、アナログで、何やら、画面が、突然ワイドになったり、もとに戻ったりする。おまけに、アンテナの関係か、色褪せて見えたりもする。
唐桑に、地デジが入るのは、いつの日か?
いや、既に、地域的には入っているのかも知れないが、Iさんの訊いても、要領を得ない。
ボクらの周りだけが、地デジとか、ワンセグとか言っているだけで、思ったより、巷には、こう言う新しいものと言うのは、普及していないのかも知れない。
カーナビだって、付いてる車は、めったにないし、第一、あっても、あまり必要はないのだろう。
そう。
必要がないものは、買わない。
これに尽きる。
必要もないのに、何でも新しいもの好きで買うから、いけないのだ。
一体、万年筆だって、何本持っているんだろう。
机の引き出しを開けたら、ごそっとある。
それでいて、伊東屋で、また、万年筆を眺めていたりする。
中入りとなって、いよいよ、上位戦。
気迫のこもった取り組みが続く。
七勝の力士が、次々と、負けて行く。
「あれ?」
と、思う。
「何だろう、この気迫は?」
と。
今までは、七勝の力士には、勝たせてやるみたいな温情があったのに、いつの間にか、それがなくなっていて、五勝しかしてない力士が、七勝の力士を拮抗した取り組みの末に投げ飛ばしたりしているではないか!
「ええ?! 温情とか、人情とか、そう言うのは、なくなったの?」
と、唖然として見ていると、次の取り組みでも、両者、真剣だ。
そりゃあ、投げてる奴もいることはいるのだが、特に、モンゴルの力士なんてのは、もう命がけみたいに相手にぶつかっていく。
「ゴツン!」
と、言う、凄い音がして、相手と頭と頭がぶつかる。
ビールが、二本目、三本目となる。
目が釘付けとなる。
そして、大いにわいた、横綱同士の取り組み。
結果は、ご存知だろう。
優勝決定戦まで、もつれ込み、挙句に、朝青龍の優勝が決まった!
白鵬の哀しそうな顔。
朝青龍がまた、ガッツポーズ。
その後、マイクに、
「最初の取り組みでは、立ち合いに失敗して、負けたけど…」
とかと、余計なことを言う。
「こう言うのが、こいつのダメなとこなんだよあ」
と、思うが、ま、仕方がない。
誕生日だもんな。
優勝だもんな。
あれだけ、バッシングされてたんだもんな。
ま、言いたいことを言えばいいさ。
したいことをすればいいさ。
鳩山さんも来てるしな。
「うーん」
と、ボクは、それで、また唸った。
「次は、福岡か…やはり、二ヶ月前から、現地に乗り込み、万全をきして、15日間に臨むか…」
いよいよもって、福岡移住計画は、現実味を帯びてきたのだ。