「ロカルノ映画祭」のこと5

2009/08/09

午前に、優斗が帰国。
悠々と、帰国。
それがなんとも、うらやましい。
ボクなんか、そんな余裕などありゃしない。
とは言え、することもないもんだから、手塚治虫の短編アニメを見に行く。
とは言え、あんまり面白くない。
何本かあって、研究者のように見ている自分に気づく。
息子は、じっと見ている。
仕方なく、全部見て、出る。

ホテルの部屋では、自炊生活が始まり、ボクと息子は、パスタ。
ボクは、ペペロンチーノで、息子は、カルボナーラ
奥さんはと言えば、昨日の残りといったぐあい。
しかし、外に出ても、これが同じで、息子は、毎日、二食でも、カルボナーラで、ボクは、二食でも、ペペロンチーノとなり、ワインをがぶがぶ飲んでは、アイスクリームも食べるもんだから、持病の糖尿病も、
「何してんだ!! お前!」
と、ばかり怒りだす。
糖尿病が怒り出すと、なだめるのに一苦労だ。
ボクの場合は、足の攣れがおさまらない。
一日中、ぴくぴくとあちこちが攣る。
ボクも、よせばいいのに、また飲みだす。
すると、また攣る。
さすがに、激しいこむら返りこそなかったものの、毎日毎日、ぴくぴくのしっぱなし。